FXの注文方法とは?初心者向けに成行・指値・逆指値を解説

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この記事では…

FXには、成行注文・指値注文・逆指値注文など、いくつかの注文方法があります。

それぞれ「いつ」「どの価格で」取引するのかが違うため、最初は少し複雑に感じるかもしれません。

この記事では、FX初心者がまず覚えておきたい基本の注文方法から、複数の注文を組み合わせる方法まで、できるだけシンプルに解説します。

FXの注文方法とは?

FXの注文方法とは、通貨を売買する際の条件を指定する方法です。

例えば、

「今すぐ買いたい」

「価格が下がったら買いたい」

「一定の価格まで下がったら売って取引を終えたい」

といった希望に合わせて注文方法を選びます。

まずは、次の3つを覚えておけば十分です。

  • 成行注文
  • 指値注文
  • 逆指値注文

この3つの違いが分かれば、FXの基本的な注文はかなり理解しやすくなります。

成行注文とは?

成行注文とは、そのとき提示されている市場価格を基準に、すぐに注文する方法です。

例えばドル円が、

1ドル=150円

のときに「今すぐ買いたい」と思ったら、成行で買い注文を出します。

成行注文の特徴

成行注文は、

「価格よりも、今すぐ取引することを優先したい」

というときに向いています。

例えば、

  • 今の価格で買いたい
  • 今すぐ売りたい
  • 保有中のポジションをすぐ決済したい

といった場面で使われます。

ただし、相場が激しく動いていると、注文した瞬間に価格が変わり、表示されていた価格と実際の約定価格が異なる場合があります。

この価格のズレをスリッページといいます。

指値(さしね)注文とは?

指値注文とは、自分で価格を指定して注文する方法です。

現在よりも有利な価格になったら取引したいときに使います。

例えばドル円が150円のとき、

「148円まで下がったら買いたい」

と考えた場合、148円に買いの指値注文を出します。

その後、指定した価格まで到達すれば、注文が成立する可能性があります。

買いの指値

現在より安い価格を指定します。

例:

現在150円
↓
148円で買う

売りの指値

現在より高い価格を指定します。

例:

現在150円
↓
152円で売る

つまり指値注文は、

「この価格なら取引したい」

と、あらかじめ価格を決めておく方法です。

逆指値注文とは?

逆指値注文とは、現在の価格より不利な方向へ価格が動いたときに注文する方法です。

例えばドル円が150円のとき、

「152円まで上がったら買いたい」

という場合、152円に買いの逆指値注文を出します。

また、

「148円まで下がったら売って取引を終了したい」

という場合にも利用できます。

買いの逆指値

現在より高い価格を指定します。

例:

現在150円
↓
152円で買う

売りの逆指値

現在より安い価格を指定します。

例:

現在150円
↓
148円で売る

逆指値注文は、損失を抑えるための決済注文としてもよく利用されます。

ただし、急激な値動きが発生した場合は、指定した価格と実際の約定価格に差が生じる可能性があります。

指値注文と逆指値注文の違い

この2つはFX初心者が特に混乱しやすいポイントです。

ドル円が現在150円だとすると、

注文方法買い売り
指値150円より安い150円より高い
逆指値150円より高い150円より安い

まずは、

指値=有利な価格

逆指値=一定方向に動いたら注文

と覚えておくと分かりやすいでしょう。

3つの基本注文を比較

ここまでを一度整理してみましょう。

注文方法価格の指定主な目的
成行注文しないすぐに取引する
指値注文する希望する価格で取引する
逆指値注文する一定の価格に到達したら取引する

初心者はまず、この3つの違いを理解することから始めましょう。

IFD注文とは?

基本の注文に慣れてきたら、複数の注文を組み合わせる方法もあります。

IFD注文は、新規注文と決済注文をセットにして発注する方法です。

例えば、

「148円になったら買う」

さらに、

「買えた後、151円になったら売る」

という2つの注文をあらかじめ設定できます。

新規注文が成立すると、その後の決済注文が有効になります。

「買えたら、その後はこの価格で決済したい」という場面で便利な方法です。

OCO注文とは?

OCO注文は、2つの注文を同時に出し、片方が成立するともう片方が取り消される方法です。

例えば、ドル円を150円で買っているとします。

その後、

  • 153円になったら売る
  • 148円になったら売る

という2つの注文を同時に設定します。

どちらか一方が成立すると、もう一方はキャンセルされます。

利益確定と損切りを同時に設定したいときに利用されます。

IFO注文とは?

IFO注文は、IFD注文とOCO注文を組み合わせた方法です。

例えば、

「148円になったら買う」

という新規注文を出し、

買えた後に、

「152円になったら売る」

「146円になったら売る」

という2つの決済注文を設定できます。

つまり、

新規注文+利益確定+損切り

をまとめて設定できる注文方法です。

最初は難しく感じるかもしれませんが、基本の3種類を理解していれば、仕組み自体はそれほど複雑ではありません。

新規注文と決済注文の違い

注文方法と合わせて覚えておきたいのが、新規注文と決済注文です。

新規注文

新しく取引を始めるための注文です。

例えば、

「ドル円を買う」

「ドル円を売る」

などが新規注文です。

決済注文

現在持っている取引を終了するための注文です。

例えば、ドル円を買った後に売って終了する場合、その売り注文が決済注文になります。

FXの取引画面では「新規」「決済」という言葉が表示されることがあるため、違いを覚えておくと操作しやすくなります。

注文するときに確認したいこと

注文を出すときは、注文方法だけでなく、次の項目も確認しましょう。

通貨ペア

ドル円なのかユーロ円なのか、取引する通貨ペアを確認します。

売買方向

「買い」なのか「売り」なのかを確認します。

取引数量

何通貨取引するのかを確認します。

注文価格

指値や逆指値の場合は、どの価格を指定したのか確認します。

有効期限

注文方法によっては、いつまで注文を有効にするか設定できる場合があります。

特に初心者のうちは、注文確定前に内容を一度見直す習慣をつけることが大切です。

初心者が注意したいポイント

成行だから必ず表示価格で約定するわけではない

相場が動いているため、注文した価格と実際の約定価格が異なることがあります。

指値は指定価格に届かなければ成立しない

「そのうち届くだろう」と考えていても、価格が到達しなければ注文は成立しません。

逆指値も指定価格ぴったりで決済できるとは限らない

急激な相場変動が発生すると、指定価格から離れた価格で約定する可能性があります。

よくある質問

Q.FX初心者はどの注文方法から覚えればいいですか?

まずは成行・指値・逆指値の3つを覚えましょう。

この3つを理解すると、その他の注文方法も理解しやすくなります。

Q.指値と逆指値の違いが分かりません

「有利な価格を指定する」のが指値、「一定方向へ動いたら注文する」のが逆指値、と覚えると分かりやすいでしょう。

Q.損切りにはどの注文を使いますか?

逆指値注文が代表的な方法です。

あらかじめ決めた価格まで不利な方向へ動いた場合に、決済注文を出すことができます。

Q.IFD・OCO・IFOは初心者にも必要ですか?

必ずしも最初から覚える必要はありません。

成行・指値・逆指値を理解してから、必要に応じて複合注文を学べば十分です。

まとめ|まずは3つの基本注文を覚えよう

FXの注文方法にはさまざまな種類がありますが、最初からすべて覚える必要はありません。

まずは、

  • 成行注文=今すぐ取引する
  • 指値注文=指定した有利な価格で取引する
  • 逆指値注文=指定した価格に到達したら注文する

この3つを理解しましょう。

そのうえで、

IFD・OCO・IFO

といった複合注文を覚えていけば、注文方法の幅が広がります。

FXでは、注文方法そのものが利益を決めるわけではありません。

大切なのは、どこで取引を始め、どこで取引を終えるのかを事前に考えておくことです。

注文方法を正しく理解しておけば、感覚だけに頼らず、落ち着いて取引について考えられるようになります。

次は、FXでよく使われる「ロング」と「ショート」について理解していきましょう。

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